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レアルコンサルティングの
安次富(あしとみ)です。
業者攻略法の実践編パート2です。
前回、良い物件の紹介を受ける
最初のステップとして
「会社を見極める」
という話をしました。
付き合う会社を決めたら
次は『担当者の見極め』です。
せっかく良い物件の情報が
入ってくる会社に
たどり着いたとしても、
窓口となる担当者次第で
実際に購入までこぎつけられるか
変わってきます。
必要な情報をすばやく手に入れ
購入の判断をスムーズに行えるかどうかは
担当者の手腕にかかっています。
では、優秀な担当者を
どうやって見分ければよいのか
今からそのポイントを
お伝えしていきます。
実は、担当者を見極める上で
重要なポイントは1つしかありません。
それは
『リスクを先に説明してくれるか』
です。
最初は物件の良い所しか話さず
実際に物件を見に行ったり
シミュレーションをして
気持ちが盛り上がってきたあとで
「実は…以前このマンションで
自殺があったんです」
と、大きなリスクを告げてくる
担当者がいます。
最初から言ってくれたら
それも込みで検討できます。
しかし、ある程度話が進んでからだと
内容次第では“全てがパー”です。
これまでかけてきた時間も労力も
全て無駄になってしまいます。
「自分が投資家だったらこうしてほしい」
という投資家目線で考えられない
担当者は優秀とは言えません。
次に大切なのは
『レスポンスの早さ』
です。
物件は早いもの勝ちなので
購入する意思を示している方には
優先順位を上げて対応するべきです。
物件が良ければ良いほど
一秒でも早く判断をして頂き
売主側に買付証明書を
送らなければなりません。
チンタラやっている暇はないのです。
ただ、ここで1つ注意が必要なのは
「対応がそっけない」
「やる気がない感じがする」
といった”態度“で判断しないことです。
担当者は「一人」決めればよいので
話がすでに決まりかけている場合は
他の人を無理に追いかけることはしません。
問い合わせた物件には
すでに“固い”購入希望者がいる
可能性があるのです。
というわけで
担当者を見る時は印象や態度といった
あいまいなものではなく
・悪い話を最初に教えてくれるか
・レスポンスの早さ
で判断したほうがよいです。
今後、物件の紹介を受ける時は
この2点を意識してみてください。
そして、
優秀な担当者と思える人が見つかったら
積極的に情報を開示しましょう。
今度はあなたが担当者と関係を築けるよう
働きかけていく番です。
そして、担当者があなたに対して
「どのような物件であれば
“確実に”買ってくれるのか」
を把握することができれば
あなたにも良い物件の情報が
回ってくるでしょう。
そこで次回は
『担当者と関係を築く方法』
をお伝えします。
この業者攻略法もいよいよ最終回です。
お楽しみに。