30秒でリスクの高い物件を見極める方法

レアルコンサルティングの

安次富(あしとみ)です。

 

先日、物件購入のサポートをしている

お客様から、ある物件について

意見を求められました。

 

資料を見ても分からない所があったので

仲介会社の担当者に電話をかけました。

 

「レアルコンサルティングの

安次富と申します。今○○という物件を

検討されているAさんのサポートを

している者です」

 

「こちらの物件について

色々教えて頂きたいのですが」

 

そう伝えると、担当者は

急に慌てた様子で

 

「ちょ、ちょっと待ってください!折り返します!」

 

と、一方的にガチャっと

切られてしまいました。

 

すぐにかけ直したのですが、出ません。

 

15分くらい経ってからかけても

やっぱり出ません。

 

結局そのまま音信不通になってしまいました…

 



 



 

何か“やましい事”でもあるのでしょうか…?

 

この物件は新築の一棟物件で

よくよく調べてみると

 

賃料設定が相場よりも1割ほど高く

販売価格は私の査定よりも

2000万円ほど高かったです。

 

販売価格を上乗せしているので

利回りを上げるために賃料を

高めに設定していると思われます。

 

実際に募集してみたら入居者が決まらず

結局賃料を値下げすることに

なりかねません。

 

お世辞にも儲かる物件とは

言えないものでした。

 

また、Aさんは担当者から

 

「早く申込書を出してください」

 

とかなり急かされていたようです。

 

断言はできませんが、もし買っていたら

危なかったかもしれません。

 

今あなたがお付き合いしている業者が

儲からない物件をあなたに

 

「売りつけよう」

 

としているかどうかは

 

プロにセカンドオピニオンに入ってもらって

担当者に直接電話してもらえば見破れます。

 

知識や経験、情報に乏しい一般の方は

小手先のトークでごまかせても

プロはごまかせません。

 

今回の担当者のように逃げ出すか

ボロが出て自滅するでしょう。