物件を第一印象で判断するとチャンスを逃す

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レアルコンサルティングの

安次富(あしとみ)です。

 

『事故物件』

 

と聞いてどんな印象を受けますか?

 

「リスクが高そうで手を出せません…」

「その文字を見つけた瞬間にパスします」

 

といった感じでしょうか…?

 

では

 

『借地権』

 

はどうですか?

 

「よくわからないので見送ります」

「なんか儲からなそう…」

 

そんな感じではないでしょうか?

 

事故物件や借地権の物件は

多くの人が検討対象から外します。

 

しかし、本当にそれらの物件に

チャンスは無いのでしょうか?

 

例えば、借地法には旧法と新法があり

大正10年から平成4年まで71年間続いた

旧法による借地権は

 

「土地を借りている人(借地人)の保護」

 

を目的とした法律です。

 

所有権と異なるところは

 

・地代がかかる

・更新料がかかる

・増改築や売却時に地主の承諾がいる

(承諾料を請求されることがある)

 

などが挙げられますが

その一方で

 

・地代や承諾料の上限が決まっている

・1回の契約期間は20~30年

・地主の都合で更新拒否や契約解除ができない

・増改築や売却を承諾してくれなかったら

裁判所が代わりに許可してくれる

 

といった借地人を守る内容が

含まれています。

 

いきなり追い出されたり

法外な地代を請求される

 

といったことは絶対にありません。

 

これまで地主と借地人の間で

数多くの裁判が行われ

地主が負けた判例がたくさんあります。

 

旧法借地権で土地を貸している

地主の中には

 

「割安な地代で、半永久的に返ってこない」

 

と嘆いている方もいます。

 

そのため土地を借りていると地主から

「土地を買い取ってくれないか」

という話がしばしば持ちかけられます。

 

もし立地が良い所で借地権から

所有権に変われば

価値は跳ね上がります。

 

旧法借地権には間違いなく

チャンスが眠っています。

 

(私は旧法借地権の物件が好きです)

 

世界一の投資家

ウォーレン・バフェット氏の言葉に

こんな言葉があります。

 

「リスクは自分が何をやっているか

理解していない時に起こる」

 

要するに、

 

「自分がよく知らないものには投資するな」

 

ということなのですが

 

裏を返せば、

 

「理解していることならリスクではない」

 

ということです。

 

その他大勢の投資家と同じように

表面的な情報やそこから感じる

マイナスイメージだけで

判断していたら

 

いつまでたっても良い物件には

たどり着けません。

 

普段あなたが

 

“なんとなく”避けている物件

 

はおそらく他の人も避けています。

 

そこに一歩踏み込むことで

あなた「だけ」がその物件の

可能性に気づけるのです。