目標が同じでも、今のあなたに
どのようなリソースがあるのかによって
取るべき行動やアプローチが変わってきます。
不動産投資はライバルとの物件の奪い合いです。
自分が持っているリソースを
最大限に活用しなければ
なかなか勝つことは出来ません。
戦略を立てる前に、
今自分が活用できるリソースには
どんなものがあるのか整理しておきましょう。
リソースは次の項目について考えてください。
1:資産
今持っている不動産や金融資産だけでなく
経済的な価値のあるものをできるかぎり書き出してください。
現金以外のものは売って
自己資金に充てることも検討しますので
売ってお金になるようなものを含めて
思いつく限り書き出してください。
2:人脈
ここでいう人脈とは、
・自分が困った時に助けてくれる人
・自分のために行動を起こしてくれる人
のことです。
・家族
・親族
・友人
・取引先
・ビジネスパートナー
といった切り口で挙げてください。
不動産投資と直接結びつかない人でも構いません。
3:時間
月曜日から日曜日まで、
それぞれどのくらい不動産投資に
時間を割けるかを数字で出してください。
時間があれば、多少手間のかかる物件でも運用できます。
しかし、時間がなければ
手間のかからない物件やチーム作りを
優先しなければなりません。
また、やるべきことがたくさんある中で
「自分で対応する範囲」
を考える上でも、
自分が使える時間を意識することは重要です。
4:知識・経験・スキル
専門スキルや得意分野は
パートナーとの関係づくりで活かせることがあります。
毎月の家賃収入を得るための不動産投資は事業です。
事業にはパートナーが必要で、
パートナーとの関係づくりの秘訣は
Win-Winの関係になることです。
そのためには相手に何らかの価値を与えることが大切です。
これは実際にあったことですが、
プレゼンテーションの得意な方が
あるセミナーの資料作りをサポートしてくださり
とても助かったことがあります。
その方には物件を優先してご紹介したり
今も良いご関係を続けさせて頂いています。
与えられる価値が無ければお金を払うしかありません。
仕事だけでなく、プライベートも含めて
「自分はどんなことで力になれるのか?」
一度よく考えてみてください。
5:信頼度
属性や不動産投資での実績がこれにあたります。
融資を受ける場合も、
協力してもらう専門家と関係を築く上でも
あなたが信頼できる人物なのかが重要です。
金融機関や不動産会社をはじめとする関係者から見て
あなたの信頼性につながるものにはどんなものがあるか
洗い出してみてください。